子連れに優しいホテル:鬼怒川温泉ホテル
2014年の夏に鬼怒川温泉に行きました。
特急スペーシア号で浅草から2時間。個室がたまたま空いていて、はしゃいで騒ぐ4歳児を放置できたのが気楽で良かったです。
宿泊したホテルは子連れに評判高いこちら。
鬼怒川温泉ホテル(公式ホームページ) 日光市の老舗温泉旅館
http://www.kinugawaonsenhotel.com/
評判通り子連れが当たり前のような雰囲気に助けられ、部屋食、ブッフェもとても美味しかったです。古いホテルなので外観は昭和のホテルですが、館内は改装したのかとても清潔でキレイでした。
また老舗ホテルにしては従業員は若くフレッシュで、活気よくイキイキと働いています。
ともすれば、「サービス悪い」の代名詞となる温泉地のホテルが、なぜこんな積極的な運営をできているんだ??
調べると、どうやら2005年に、足利銀行の破綻に伴い、産業再生機構が鬼怒川温泉地域のホテルを支援していたようです。
産業再生機構 [支援企業に関する発表資料] 金谷ホテル観光株式会社
すでに支援は終了していますが、そのときの支援でコンサルタントなどのアドバイスを受けて積極的に事業内容の改善を行ったんだと思います。
ターゲットの一つが首都圏の子連れ家族の1泊旅行だったんでしょう。たしかに近場の温泉で一泊して食事の用意や家事から離れるだけでも、日常のストレスから解放されるもんなー。
惜しむらくは、ホテル単体の魅力が向上しても、鬼怒川温泉地全体としては子連れ集客の要素が乏しい点でしょうか。わが家は1泊後の翌日に日光江戸村に行きました。
子連れをサポートするホテルとして、今後も頑張ってほしいものです。繰り返すようですが、従業員の皆さんの前向きな元気さが好印象でした。
先日ホテルからのPRが届きましたが体裁も非常にオシャレ。